昨今は、学校における部活の在り方が様々な視点から論じられています。
チャレンジワールドではバレーボールやバドミントン、卓球などのスポーツプログラムを年間を通じて開催しており、
参加者のほとんどが学校の部活動に所属している皆さんです。

たとえば、バレーボールプログラムでは、大山加奈さん(元日本代表)指導のもと、
宿泊型のバレーボールキャンプを2016年から22回開催し、800名を超える皆様にご参加をいただいております。(2025年6月現在)

これまで開催してきたキャンプで、私たちは多くの生徒たちとの交流し、
彼らから貴重なお話しを聞く事ができ、
改めて部活が学校生活において重要な役割を果たしていることを実感しました。
そして、部活はすべての生徒にとってかけがえのない経験になってほしいと考えております。
部活が、「試合の結果」のみを重視する場であれば、
それは、一部の生徒にとって価値ある活動となるでしょう。
しかし、私たちは、思い通りに結果を出せなかった人も、
試合に出られなかった人も、
嫌な事に悩んだ人も、
部活に取り組む全ての生徒*にとって
技術的・身体的な成長だけでなく、
精神と身体のバランスが取れた成長を促し、
「人間力」を育む事が最大の目標であり結果だと考えています。
そこに学校生活の中で占める部活の重要性を見出しております。

部活動が生徒一人一人にとってより良い経験になるために、
試合結果にかかわらず、その過程で学んだことや、
チャレンジしてきた経験が何よりも重要だと考えています。
多くの3年生が引退を迎える夏、3年生にとっては、
いよいよ最後の大会が近づいています。
どのような結果でも、3年間の経験は、
誰にとっても大切な経験である事。
そして、次のステップに繋げていければ、それこそが部活の価値であり、
社会に出てからの人間力を養う貴重な経験の場になると考えています。

3年間の部活動での経験が大切なものであることを実感できるように、
チャレンジワールドでは、2025年の夏休みに
「中3高3バレー部員対象バレーボールキャンプ」を開催します。
中学高校で日本一を経験した大山加奈さんだからこそ伝えられる、
部活で大切な事は結果ではなく、3年間のチャレンジしてきた
経験こそが大切であるというメッセージを、
3日間のキャンプを通じて一人一人に感じていただく体験をご用意しております。
「中3高3生対象 バレーボールキャンプ」の詳細は
https://challengeworldt.co.jp/program/volleyball/volleyball_highschool.html
*現在、中学と高校のスポーツ関連全体の部員数は、全国で約2,798,825名。
バレーボール部の所属する部員は全国で315,417名
(公益財団法人日本中学体育連盟、公益財団法人全国高等学校体育連盟の令和6年のデータ引用)